法人向けのClaude Code研修は、受講者の担当業務と、研修後に任せたい作業から選びます。ソフトウェア開発の支援を学ぶ研修と、Excel集計や資料作成を扱う非エンジニア向け研修では、必要な前提知識も演習の内容も異なります。
この記事では、企業の研修担当者に向けて、カリキュラム、受講環境、費用、受講後の評価の確認事項を整理します。Autoagentの提供内容は法人AI研修の案内に掲載しています。
対象者とカリキュラム
Claude Codeは、ファイルの読み書きやコマンドの実行などを通じて作業を支援するAIツールです。機能の概要はAnthropicの公式ドキュメントで確認できます。研修では、指示の出し方に加えて、変更する範囲の決め方、出力の確かめ方、失敗したときの対応を扱うかを確認します。
| 対象者 | 演習テーマの例 | 受講後に確認すること |
|---|---|---|
| 非エンジニア・業務担当者 | 表データの整理、集計、資料の下書き作成 | 入力条件を説明し、出力を元データと照合できるか |
| エンジニア | 既存コードの理解、修正、テストの実行 | 差分とテスト結果を確認し、変更を採用するか判断できるか |
| 管理者・AI推進担当者 | 利用対象の業務整理、権限と確認手順の設計 | 利用可能な情報と、人が承認する処理を決められるか |
上の表は、研修を比較するための演習例です。すべてが特定の標準講座に含まれるという意味ではありません。自社の受講者が持つ知識と、取り組む業務に合わせて、講義・演習・振り返りの配分を確認してください。
受講前の準備
受講環境は、研修の申し込み前に社内の管理担当者と確認します。アプリの導入、アカウントの利用、ネットワーク接続に制限がある場合、当日に演習を始められないことがあるためです。対応環境や認証方式は更新されるので、利用する方式の公式案内と照合します。
- 端末とアカウント:利用するPC、アカウント、必要な契約、設定を行う担当者を決める。
- 演習用データ:研修で使用を許可された情報を用意する。機密情報を使えない場合は、ダミーデータや公開情報を使う。
- アクセス権限:読み取り・書き込みを許可するフォルダや、接続先のサービスを確認する。
- 変更の確認:元ファイルを残し、出力や差分を確かめてから採用する手順を用意する。
Claude Codeの操作権限と注意点は、公式のセキュリティガイドが参考になります。研修用の環境と本番業務の環境を区別し、社外への送信や重要なデータの更新を演習中に行う場合は、その範囲を事前に決めます。
費用と実施形式
費用を比較するときは、受講料に含まれる時間、対象人数、教材、演習環境、受講後の質問対応をそろえて確認します。AIの利用料や環境設定の作業が別に必要かも確認してください。対面・オンライン・動画教材のどれがよいかは、受講者が演習中に質問できる必要性や、業務との時間調整に合わせて判断します。
Autoagentの非エンジニア向け「AI活用・DX推進スキル習得研修」は、公開している標準条件で全12時間・4日間、受講料440,000円(税込)/1名、最低催行人数3名です。この条件は生成AI・DX研修の標準プランであり、Claude Codeに特化した個別研修や外部主催講座に共通する料金ではありません。内容と条件は標準研修のカリキュラムと料金・お見積もりの案内をご確認ください。
助成制度の利用を検討する場合は、対象コース、企業・受講者・訓練の条件と申請期限を確認します。一律の補助率を受講料から差し引いて実質負担額を判断せず、最新の条件は厚生労働省の人材開発支援助成金の案内で確認してください。
公開されている研修の例
Aoba-BBTは2026年6月3日、非エンジニア向けのClaude Code業務活用研修を発表しています。告知では、Excelの集計や資料作成、複数ツールをまたぐ業務を題材とし、Autoagent代表の木村喜生が講師として紹介されています。
対象者や公開当時の内容はAoba-BBTの研修告知をご覧ください。記載の開催日程は過去の案内です。現在の募集状況や条件を確認する際は主催者の案内を参照し、Autoagentが直接提供する研修の条件と区別してください。
研修後の効果測定
受講後は、自分の業務で扱えるかを確認します。たとえば集計を題材にするなら、入力の不足を見つけられるか、集計結果が元データと一致するか、修正が必要なときにどこを調べるかまでを演習の完了条件にします。AIが何かを出力しただけでは、業務で使えるかは判断できません。
業務に導入した後は、作業時間に加えて、確認・修正・設定調整の時間も記録します。研修の受講者数と業務成果を分けて評価する方法は、AI導入の効果測定とKPIの決め方で解説しています。研修で作った処理をSaaS連携や承認フローにつなぐ場合は、AIエージェント開発・業務自動化の支援範囲もご確認ください。
よくある質問
プログラミング未経験者でも受講できますか?
非エンジニアを対象にした研修であれば、担当業務に合わせた題材から学ぶ方法があります。受講前に、必要なPC操作、扱うファイル形式、環境設定の範囲を確認してください。コードの保守や外部システムへの接続が必要な演習は、確認できる担当者の参加や支援も含めて検討します。
社内の実データを持ち込む必要はありますか?
社内の情報管理ルールに従って決めます。実データを使えない場合でも、業務に近い形式のダミーデータや公開情報で演習内容を検討できます。研修後に本番の情報を扱う前に、権限と保存先、AIへの送信範囲を確認します。
自社に合う研修内容はどこで相談できますか?
対象者、業務、希望する時期を研修の相談窓口からお知らせください。現状の業務で何に時間がかかっているかが分かれば、扱うテーマや演習に必要な準備を整理できます。全体の支援内容は法人AI研修の案内に掲載しています。